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御坂黒岳 [小さな旅]

御坂山塊の最高峰で、河口湖の北にあり、湖から一番目立つ山が黒岳です。稜線付近はブナの原生林が目立ち山全体も闊葉樹林におおわれ黒っぽく見えるところから、この名前がついたといわれています
黒岳(展望台)からの「真正面の富士、眼下の河口湖・南アルプス」の展望を楽しみました。

まず河口湖からタクシーで御坂峠「天下茶屋」に行きました。
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ここは太宰治が滞在し、「富嶽百景」という小説の舞台になりました。
太宰はここから見る富士山は、裾野からの富士山、河口湖、近隣の山すべてが揃い過ぎて、御あつらい向きの銭湯のペンキ絵みたいで嫌だと言ってます。
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でもだんだんといろんな角度から富士を見るうちに、太宰は富士山が好きになったようで「富士山には月見草がよく似合う」と言ってます。登山口にその碑がありました。
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御坂山、旧御坂峠と何回かのアップダウンを経て、黒岳山頂に到着。
眼下に見る河口湖。
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でも逆光、技術が未熟なため、良く撮れません。
南アルプス、荒川岳と赤石岳です。塩見も見えました。
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太宰の小説には富士山の標高が3778メートルと有ります。昔は「みな悩む」と覚えたそうです。

富士山と紅葉 大山登山 [小さな旅]

小田急の「丹沢・大山フリーパス」乗車券で大山に行きました。この切符は、電車往復、現地のバス、ケーブルにも乗れてしかも、2日間有効、本当にお買い得です。券売機で買えます。

11月28日、曇りでしたが、朝早く新宿を出て、秦野駅下車。本数の少ない、ヤビツ峠行きのバスを待ちます。平日と言うのに、超満員。
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大山へ登るルートはヤビツ峠からが一番楽です。しかも、右手に海、左手に丹沢を眺めながらの尾根歩き。急ですが短時間で登れます。
真鶴岬から伊豆方面が霞んで見えました。
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丹沢山。
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頂上直下に富士山のビューポイントがあります。残念ですが雲がかかってました。
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箱根山方面。
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歩く事、80分(標準時間は60分)山頂です。
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江ノ島が見えました。
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寒いのですぐ下山、見晴台方面へ。シカの嫌いな、グレーチングで侵入を防いでいるとか。以前は無かったのに、シカが増えているんですね。
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見晴台で大山を眺めながら昼食。
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この辺りはケーブル駅も近いのに、クマが出るんでしょうか?
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大山の紅葉は下社近くが綺麗でした。
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高尾山の紅葉と富士山 [小さな旅]

11月21日快晴、紅葉もそろそろ遅いかなと思いつつ、高尾山に行きました。
平日早朝というのに、高尾駅の小仏行きのバスは長い行列が出来ていました。
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バスは超満員でしたが、途中で降りる人が多く、終点の小仏まで行く人は少なかったです。ここから小仏峠までは、しばらく車道を登りますが、1時間もかからず、縦走尾根の峠に着くことができました。茶屋の先から相模湖と富士山が見えました。
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ここから道は急になりますが、20分で城山に着きました。標高670メートル、すでに高尾山より、高い所に着いたわけです。茶屋があり、トイレも完備。
こんな木彫りの天狗がいました。
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さらに20分歩くと、一丁平の展望デッキ。
ここは展望が良いです。ススキと富士山。富士山の左は大室山(大群山)。
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ピラミッド型の大山。
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丹沢山から蛭が岳。
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南アルプスの山々も顔を出してましたが、写真ではこんなしか撮れません。
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城山から1時間で高尾山頂直下のもみじ台。名の通り、カエデの木が多く、紅葉末期とは言いながら、綺麗なカエデも残っていました。
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頂上は混むので、ここで、紅葉と富士山を眺めながら、昼食。
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やっぱり山頂は座る場所もない程、人がいっぱい。
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下山路は稲荷山コース。稲荷山頂上では天気が良いと、筑波山まで見えるそうですが、この日は、新宿の高層ビル群、みなとみらいのランドマークタワーは肉眼で確認できましたが、スカイツリーは残念ながら、見えませんでした。写真も上手くとれてません。

12時半、ケーブル駅下山してビックリ、平日というのに、これからケーブルに乗る人の長い列。
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最後にJRさんに一言。
新宿から高尾までの乗車券代にかなり開きがあります。
JR:540円、中央特快で41分
京王:350円、特急で47分

さらに、新宿から高尾山口までだと、300円近い差になります。




秋の植物 [小さな旅]

すっかり秋らしくなってきてありがたいことです。
ようやく、抵抗なく散歩に出ることができるようになりました。
植物をみると秋の到来を感じます。
大輪のアオイが多い中で、目に引きました。モミジアオイの花。
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キキョウ。
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カリンは実をつけていました。やがて黄色くなるでしょう。
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台風18号の置き土産 [小さな旅]

台風18号は各地に被害をもたらしました。
次の日、台風が空のゴミを持っていったせいか、富士山がきれいに見えました。
その日、車でゴルフにでかけ、途中神奈川県山北町付近で、富士が顔を出しました。
雪はありません。
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ゴルフ場から見た富士山です。
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丹沢山塊の主脈縦走路を西側から眺めました。
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空には秋の雲が。
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家路につく頃には、雲が赤く染まっていました。
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プレーそっちのけで、富士山と青空、秋の気配を堪能した一日でした。

タグ:富士山 丹沢

キセル登山 [小さな旅]

今年は異常気象、北陸地方は梅雨明けがないまま8月に突入。
白山めざして金沢からバスに乗り、別当出合へ。
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ここで雨が激しくなったので勇気ある撤退を決意。
登山口予定だった、砂防新道入口の吊り橋で記念撮影。
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下山予定の観光新道出口で記念撮影。
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登山口と下山口に足跡を残しました。これをキセル登山と言います。

下山のバスまで、一の瀬白山温泉で秘湯につかり、時間をつぶしました。
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Ah! 残念、来年こそは、、、、、、。

タグ:登山 白山

大岳山から御岳山へ [小さな旅]

月末に白山を計画してますので、トレーニングをかねて奥多摩の大岳山に40年ぶりに登りました。この山は、松本平の盟主が常念であるように、私にとって、三多摩から見る山の中で、最も目立つ盟主です。

養沢神社から沢沿いに、しばらく車道を歩きます。
廃車のタンクローリーがありました。
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沢に百合がオーバーハングしてました。
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鍾乳洞は素通り。
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小滝。
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そのそばに、マンネンソウ。
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羽化したてのオニヤンマ。
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車道が終わると、ようやく登山道、本当にクマが出るのか不安になりました。
日曜日なのに人はいません。
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大滝、滝壺もあり立派な滝です。登山道は滝の上に続いてますので、上から見下ろすこともできます。
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沢音が無くなると、静かな杉木立。
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山頂。この日は、富士山は見えません。夜ここから見る、東京の夜景は最高です。
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御岳山への下山道は岩場、鎖場があり、結構厳しいです。今回巻き道は避けて、行く事が少なかった、鍋割山を通って、
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奥の院へ、
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下ったところに、「天狗の腰掛け杉」が有りました。
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休憩も入れて、6時間の山行でした。くたびれたので、ケーブルで帰路につきました。
タグ:大岳山

大人の休日倶楽部パスの旅:諏訪の温泉とうなぎ [小さな旅]

前回ブログの秋田旅行を終えて、大人の休日倶楽部パスはまだ有効期間が有りましたので、日帰りで、あずさに乗り上諏訪に行きました。鰻を食べて、温泉に入るのが目的です。

「8時ちょうどのあずさ号」は10時過ぎに上諏訪に到着。うなぎまで時間があるので市内を散策。国道20号を新宿方向に10分ぐらい歩くと、酒蔵がずらり並んでいます。麗人、舞姫、本金、真澄、横笛など。たしか10月には、酒蔵めぐりパスポートが2000円で発売され、この5件の酒蔵のテイスティングができるはずです。霧ヶ峰からの良い水がこうした酒蔵を集中させているのです。

銘柄にはそれぞれ由来があるのでしょうが、「横笛」と言う銘柄で思い出すのは、諏訪で流浪の生涯を終えた、徳川家康の六男「松平忠輝」を思い出します。笛の名酒(名手)です。
彼の墓が酒蔵のそばの貞松院という寺にあります。
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ちょっと見ると誰の墓かわからないですが、よく見ると、葵の紋があります。
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松平忠輝の生涯は波瀾万丈で、宝塚歌劇「野風の笛」や松本清張の小説「面貌」などでとりあげられています。

ここから、高島城をめざしました。途中の家々には、側溝のパイプを経由して、温泉が引かれていました。外には、湯の出る蛇口がありました。
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個人宅にお湯引き入れるためのタンクです。上諏訪温泉は湯量が豊富なのですね。そう言えば、駅のホームにも足湯が有りましたね。
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高島城本丸です。
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本丸は公園になっています。諏訪出身の軍人永田鉄山の銅像がありました。直木賞の小説「叛乱」(立野信之)では冒頭、相沢三郎中佐が、この永田鉄山を執務室で惨殺するところから始まります。いわゆる「相沢事件」といわれ、二二六事件のきっかけとなりました。
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神州一味噌や真澄の銘柄で知られる、宮坂醸造の売店です。元は高島城の三の丸だったそうです。
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こうして時間をつぶして、うなぎにありつきました、お昼時なのにがらがら。
値が高いからでしょうか?松で2600円。
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以前、下諏訪の「小林」という鰻屋で1時間ならんだことがあります。

そして温泉、レトロな建家の「片倉館」。日帰り入浴600円。
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湯船は大理石、十畳ぐらいの広さで、深さ1.1メートル、底には砂利が敷き詰めてあります。
とにかく、ゆったり、温泉を楽しめます、ステンドグラスも本物です。

この温泉は諏訪湖や駅に近いのがなによりです。

諏訪湖の風で涼もうと思ったら、変な像を見つけました。
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碑が有り、八重垣姫が兜を担いでいる像らしいです。近松物の浄瑠璃「本朝廿四孝」なるものを知らないので、何ともコメントできませんが、姫であるなら、それにしても、もうちょっと美しく、創作したらいかがかと思いました。
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この旅の翌日、両国の大江戸博物館に行き、大人の休日倶楽部パスは有効期間全部を消化しました。




大人の休日倶楽部パスの旅:秋田駒ヶ岳の花を求めて [小さな旅]

大人の休日倶楽部パスは4日間JR東日本全線乗り放題。
今年は、まず秋田駒ヶ岳に行って、高山植物を見たいと旅に出ました。
ぴかぴかの「はやぶさ」に乗りました。
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「はやぶさ」ってとてもお鼻が長いのね。
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福島通過、あっという間に盛岡に到着。
まずめざすは宮城県立美術館。
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ここでは、「プライスコレクション展」、若冲のオンパレード。
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プライスさんってお金持ちだけでなく、江戸絵画を評価する眼がすごいですね。これだけ一度に若冲が見られる展覧会は珍しいです。

それから、盛岡城に行きました。
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お城は何となく歴史を感じさせてくれます。
啄木の歌碑がありました。盛岡では、啄木と宮沢賢治、金田一京助が有名ですね。
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盛岡から今夜の宿、大曲に向かいました。
途中「スーパーこまち」にすれ違いました。こちらも鼻が長いです。
ム—ビーですので、プレイボタンを押して下さい。数秒ですが。


大曲は花火の街。
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ホテルの窓からは、翌日登るはずの秋田駒ヶ岳がよく見えました。
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ところが、朝出掛けに珍しく予報通り雨が降ってきました。迷いましたが、秋田駒ヶ岳登山は残念ながら「勇気ある撤退」としました。
行く先を近くの乳頭温泉、角館などに変更しようかとも思いましたが、一度行ったことがあるし、雨が強くなりそうなので、このまま帰京することにしました。
秋田駒ヶ岳は残念でしたが、秋田小町に出会えたのでよしとするか?

家に着いたらいつのまにか百合が咲いていました。
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高峰高原から黒斑山へ [小さな旅]

小諸から浅間山登山口を経て車で登りきったところに高峰高原があります。
この時期、高山植物が咲き誇っています。温泉もあるし、私のお気に入りのスポットです。
新宿から、JRバスが一往復運行されています。

先ず目にするのは、レンゲツツジ。ちょっと西の湯ノ丸高原のレンゲツツジは有名ですが、ここでも見られます。でも6月末なので、ちょっと遅いかも。

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ここから池の平周辺で見られた、高山植物です。スズラン。
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ハクサンイチゲ。
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コケモモ。
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イワカガミとツマトリソウのツーショット。とにかくイワカガミは今が見頃で至る所にありました。
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ゴゼンタチバナ。
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シャクナゲ。未だ少し早いようです。
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ハクサンフウロ。
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コマクサ。
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ハクサンチドリ。
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翌日、黒斑山登山中に観察できた花です。
唐松の実はこんな綺麗な色でした。
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ミヤマオダマキ。
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キバナコマノツメ。
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車返から2時間で黒斑山頂上です、この日は残念ながら浅間山は見えませんでした。
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昨年の映像は下記です。浅間山がこんなに見えます。
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