マリア・カラス [日記]
スカラ座を始めとしてマリア・カラスが舞台で身に着けた宝石を「舞台を飾ったジュエル展」と称して、三越日本橋にて開催されている展示会に行ってきました。トスカ、レオノーラ、ジョコンダ、ノルマなどオペラのヒロインを引き立たせるため、大きく見栄えのするデザイン、スワロフスキーなど超一流のデザイナーが手がけています。宝石といってもガラスですが、色といい輝きといいすばらしかったです。舞台の写真とともに展示されてて当時を彷彿させます。会場には以前アップした記事で触れた「ノルマ」のアリア(カスタ・ディーバ)が常に流れてました。カラスが亡くなってもう30年もたつのですね。
海外のオペラはその頃衣装もそうですが、こういった装飾品にかなりのコストをかけているのですね。そういえば、ウィーン国立歌劇場の「蝶々夫人」の装置は藤田嗣冶によるものがいまだに使用されてます。最近は現代演出と称して、時代を現代にして、衣装もスーツやジーパン・Tシャツなんていう舞台が多くなったのは残念です。
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