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上野公園散歩 その2:正岡子規など [小さな旅]

上野の東京文化会館の裏手に野球場があり、正岡子規記念球場となっていました。
夜間試合もできるようです。草野球をやってました。
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その傍らに、子規の句碑がありました。
「春風やまりを投げたき草の原」
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正岡子規は野球が好きで、この辺りでプレーを楽しんだようです。句碑の説明文によると、打者、走者、直球など現代も使われている野球用語の多くは、子規が翻訳したとのことです。

正岡子規は上野から近い、根岸に住んでいました。
根岸はJR鴬谷駅の近くです。正岡子規の家は復元されて、残っていました。
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前回のブログの東京藝術大学は、上野駅より鴬谷駅の方が近いようです。それにしても、鴬谷駅の周辺、どこを見回してもウグイスは鳴いてませんし、「鴬谷」という住居表示もありません。あるのはラブホテル、正岡子規が生きていたら嘆いたでしょう。

子規の家からちょっと歩くと、「ねぎし三平堂」と銘打った、初代林家三平の博物館が有りました。中には入りませんでした。
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また近くには豆腐料理の老舗、「笹乃雪」があります。この店のメニューでは「豆腐」でなく「豆富」と書かれてました。
昼、一番安いのが2000円のコース、ちょっと高めです。名物の「あんかけ豆富」は2個出てきます。中居さんの説明によると、あんまり美味しくて、オカワリする人が多いので、始めから二つ出すようにしたとのことです。
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情緒を感じる店です。子規も良くこの店に来たそうです。

デザートは日暮里寄りに歩いた所のある「羽二重団子」。茶店になっていて、店内で食べられます。
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こしあんと醤油味のセットに、お茶がついて500円。団子はやや大きめで、平べったい形です。ここも老舗で、漱石、花袋、鏡花などの作品に、この店の団子が出てきます。

ここから陸橋をのぼり、JRの線路を超え、ボチボチ歩くと谷中の墓地です。
幸田露伴の名作「五重塔」のモデルとなった天王寺五重塔の跡です。礎石だけが残っています。
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ここには有名人の墓が多く、徳川慶喜の墓が有りました。
鳩山一郎の墓もあり、悪いやつがいて、ペンキを塗った事件もありましたね。
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