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御坂黒岳 [小さな旅]

御坂山塊の最高峰で、河口湖の北にあり、湖から一番目立つ山が黒岳です。稜線付近はブナの原生林が目立ち山全体も闊葉樹林におおわれ黒っぽく見えるところから、この名前がついたといわれています
黒岳(展望台)からの「真正面の富士、眼下の河口湖・南アルプス」の展望を楽しみました。

まず河口湖からタクシーで御坂峠「天下茶屋」に行きました。
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ここは太宰治が滞在し、「富嶽百景」という小説の舞台になりました。
太宰はここから見る富士山は、裾野からの富士山、河口湖、近隣の山すべてが揃い過ぎて、御あつらい向きの銭湯のペンキ絵みたいで嫌だと言ってます。
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でもだんだんといろんな角度から富士を見るうちに、太宰は富士山が好きになったようで「富士山には月見草がよく似合う」と言ってます。登山口にその碑がありました。
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御坂山、旧御坂峠と何回かのアップダウンを経て、黒岳山頂に到着。
眼下に見る河口湖。
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でも逆光、技術が未熟なため、良く撮れません。
南アルプス、荒川岳と赤石岳です。塩見も見えました。
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太宰の小説には富士山の標高が3778メートルと有ります。昔は「みな悩む」と覚えたそうです。

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