「人間の証明」ハイキング [小さな旅]
「人間の証明」は1976年に発売されて、ベストセラーになった推理小説です。
その小説のキーワードは「霧積(きりづみ)」と「麦わら帽子」です。後者のイメージは赤坂にあるホテルニューオータニで、小説冒頭に出て来ます。前者の霧積は知らなかったし、行った事が有りませんでした。作者のあとがきによると、作者自身若い頃、「霧積」から「鼻曲山」にハイキングした経験を材料に「人間の証明」を書いたとのことです。
そこで、5月のある日、作者のたどったコースとは逆に、鼻曲山から霧積にハイキングに行きました。
降り立ったのはJR軽井沢駅。
昔は、ここから草津温泉まで草軽電鉄という電車が走っていて、表側はにぎやかでしたが、最近はアウトレットができた裏側の方がにぎやかです。信越線も途切れ、在来線側は寂しい限りです。
ここからバスに乗って、かつて電車の走っていた道をたどり、「長日向」でバスを降り、山道を歩きます。
途中で見かけた花、延齢草。
春リンドウ。
ミツバツチグリ。
最後はかなり急勾配で、しかも火山特有の砂利道で滑りやすく難儀しましたが、頂上に着きました。
浅間山が見えました。
その他、南アルプス、八ヶ岳、富士山、妙義山、北アルプスが見え、素晴らしい眺めです。
下ると鼻曲山の「鼻」が見えました。
でも霧積までの下りは長く、くたびれました。「人間の証明」に出てくる、「金湯館」はまだありました。
ここで温泉に入りました。温泉はぬるい源泉掛け流しです。
「人間の証明」にも記述されている、水車がありました。
帰りはJR横川駅まではタクシー。5人乗れました。
横川駅はかつて、ここで、軽井沢方面の急勾配を登るため、アプト式という線路になり、機関車を増結しました。
アプト式のレールがありました。
機関車増結のため、必ず横川で数分停車するため、乗客はここで、「釜飯」駅弁を買いに降りました。
今は寂れた駅ですが、釜飯屋はありました。
その小説のキーワードは「霧積(きりづみ)」と「麦わら帽子」です。後者のイメージは赤坂にあるホテルニューオータニで、小説冒頭に出て来ます。前者の霧積は知らなかったし、行った事が有りませんでした。作者のあとがきによると、作者自身若い頃、「霧積」から「鼻曲山」にハイキングした経験を材料に「人間の証明」を書いたとのことです。
そこで、5月のある日、作者のたどったコースとは逆に、鼻曲山から霧積にハイキングに行きました。
降り立ったのはJR軽井沢駅。
昔は、ここから草津温泉まで草軽電鉄という電車が走っていて、表側はにぎやかでしたが、最近はアウトレットができた裏側の方がにぎやかです。信越線も途切れ、在来線側は寂しい限りです。
ここからバスに乗って、かつて電車の走っていた道をたどり、「長日向」でバスを降り、山道を歩きます。
途中で見かけた花、延齢草。
春リンドウ。
ミツバツチグリ。
最後はかなり急勾配で、しかも火山特有の砂利道で滑りやすく難儀しましたが、頂上に着きました。
浅間山が見えました。
その他、南アルプス、八ヶ岳、富士山、妙義山、北アルプスが見え、素晴らしい眺めです。
下ると鼻曲山の「鼻」が見えました。
でも霧積までの下りは長く、くたびれました。「人間の証明」に出てくる、「金湯館」はまだありました。
ここで温泉に入りました。温泉はぬるい源泉掛け流しです。
「人間の証明」にも記述されている、水車がありました。
帰りはJR横川駅まではタクシー。5人乗れました。
横川駅はかつて、ここで、軽井沢方面の急勾配を登るため、アプト式という線路になり、機関車を増結しました。
アプト式のレールがありました。
機関車増結のため、必ず横川で数分停車するため、乗客はここで、「釜飯」駅弁を買いに降りました。
今は寂れた駅ですが、釜飯屋はありました。
森村誠一の現代物はほとんど読んでいるつもりでしたが、この本の記憶がないです。
鼻曲山は二度ほど登りました。
by mimimomo (2013-06-10 20:48)
mimimomoさんご訪問有り難うございます。
「人間の証明」は映画にもなりました、麦わら帽子が飛ぶシーンや夜の、ホテルニューオオタニの夜景が記憶に残っていいます。
「野生の証明」が二匹目のドジョウでしたね。薬師丸ひろ子のデビュー作だったと思います、高倉健が主役でした。
by pax (2013-06-12 19:56)