SSブログ

五日市街道を行く [小さな旅]

五日市街道は杉並区梅里で青梅街道から分岐して、杉並区、吉祥寺、三鷹、小平、砂川、福生などを経て、五日市に至る街道です。

五日市は四日市、十日市、六日市などと並んで、市場町として歴史ある名称ですが、平成の合併により、あきる野市に組み込まれ、市町村名からは消えました。

杉並区成田東あたりの五日市街道は昔の面影が残って居ます。
樹齢100年の大木が並ぶ、並木です。
DSCN0106.jpg

16世紀に建立された宝昌寺です。
DSCN0101.jpg

ここには地蔵がありました。
DSCN0102.jpg

元禄時代の庚申塚もありました。
P1010132.jpg

宝昌寺からちょっと東に行くと、善福寺川にかけられた、尾崎橋に至ります。
DSCN0100.jpg

ここの説明書きを読むと、由緒がありそうです。
「源頼義」が登場しています。
DSCN0099.jpg

なるほど、地図をみるとここで善福寺川は大きく蛇行しており、尾崎と言われる所以がよくわかります。
DSCN0104.jpg

尾崎橋の少しさきに旧道との分岐があり、ここにも地蔵がありました。
DSCN1042.jpg

元禄時代の地蔵です、赤い「よだれかけ」には般若心経が書かれていました。

旧道は坂になっており、白幡坂と言われ、昔は登るのに難儀したそうです。

なお、左側の塀の邸宅は小説「安曇野」の作者であり、雑誌「展望」の編集者でもあった、臼井吉見の邸宅です。
DSCN0097.jpg

門も立派です。
DSCN1041.jpg

学生時代「展望」は「世界」と並んで、読み応えのある雑誌でしたが、残念ながら廃刊となってしまいました。

帰り道でピレネー犬に出会いました。これで一歳だそうです。
DSCN0084.jpg













nice!(3)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 3

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

品川宿探索タイガーマスク発見 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。