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御柱祭り その1 「樅の木は太かった」 [小さな旅]

5月8〜9日は快晴。諏訪大社下社の御柱祭りに行ってきました。
今回は見るだけでなく、諏訪にお住まいの方のご好意により、「にわか氏子」として参加させて頂きました。有り難う御座いました。

御柱というと、県外の人は、大きな木の柱を坂から落すイメージがありますが、今回参加したのは「里曳き」という行事で、坂から落した柱を市街地を曳行して、諏訪大社のメインである、秋宮まで引っ張って行くのです。まあ、山車みたいなものです。

参加するには七つ道具が必要で、ハッピ、引き綱、軍手、、、ざっとこんな凛々しいスタイルです。外人もいましたよ。
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「オンベ」と呼ばれるハタキのようなものもあると、元気がでます。
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ラッパ担当の方に「ブログ掲載のため」とお願いして特別にボーズを取って頂きました。マスコミが良く使うヤラセというやつです。
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引っ張る力の元になる「ガソリン」は欠かせません。今回は御柱専用のガソリンを戴きました。
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引き綱を写真のように、本線のロープに結んで引っ張るのです。
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本線のロープは200メートル×2本で一つの柱を1000人位で曳くそうです。休憩時間には柱に近づくことが出来ました。
一番太い根元が写真左下にかいま見ることができますが、直径が大人の背中まであります。
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御柱は樅の木だそうです。「樅の木は太かった」。
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先端には焼き印が押してありました。建てる時には、三角にカットします。
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ロープは柱にこんなふうに取り付けれています。
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ロープの連結部分です。
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テコ棒です。大曲などで活躍します。番号が振ってあり、本数管理をして居ます。喧嘩になると凶器になりかねないからだそうです。
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ほりけん

ご訪問ありがとうございます。
迫力がるお祭りですね。

by ほりけん (2010-05-11 09:12) 

塩羊羹

とでも良い経験ができましたね。ただの丸太に乗って死んじゃって、と一言で片付けることもできますが、祭にはそういう狂気の要素が昔からあっただろうから、何人亡くなってもやりかたは変えないで欲しいですよね。普段比較的感情の起伏が少ない生活をされているようですが、平安時代から続き、田植えを投げ出してでも参加するという人々の情熱の様なものを御理解いただければ招いて下さった方のご苦労も報われるのではないでしょうか?楢山節考のような、古来の日本人と祭との関係について掘り下げてみてはいかがでしょうか?
by 塩羊羹 (2010-05-11 20:52) 

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