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サントリーホール 4月9日 [音楽]

4月9日赤坂散歩のあとサントリーホールでコンサートを聞きました。
オルガン独奏3曲と、マーラーの交響曲第2番「復活」、コバケン指揮による日本フィルハーモニーです。
満員の盛況でした。
コバケン.jpg

前半は、パイプオルガンで3曲、定番であるJ.S.バッハの「トッカータとフーガ」ニ短調他です。オルガンの音量と音色の変化にビックリしました。演奏者が細身の女性なのに、ホール全体に地鳴りが起こったような迫力を感じました。

譜めくりの助手がスイッチを操作してましたが、それにより音がどう変わるのか、つかめませんでした。

DSCN1510.jpg

後半はマーラーの「復活」。
マーラーはパーカッションの種類が多いですね。今回もタムタム、鐘、ティンパニ3台、鉄琴、シンバル、大・小太鼓、、ムチなど。

それに、この交響曲も、舞台裏にトランペット、ホルン、パーカッションを配置してますが、演奏者は指揮者をどこでどうやって見てるのでしょうか?
そして裏のトランペット4人などはフィナーレで表舞台に出て来たりします。
フルートは4人、全員ピッコロ持ち替えで大忙し。ピッコロを内ポケットに入れている奏者もいました。
こういうことは,ライブでないと解らないですね。

第1楽章に葬送行進曲が出てきます、マーラーは1番、5番等にも葬送行進曲を入れています。あまり、大きな声では言えないですが、筆者は葬送行進曲が大好きで、ベートーベンの英雄交響曲やショパンのピアノソナタ「葬送」は何回聞いても心を打たれます。ついでに白状しますが「レクイエム」も(作曲家は問わず)好きなんです。

第4楽章でアルトが「おお、小さな赤い薔薇よ」と歌い出すあたりは、ベートーベン第9の「おお友よ」よりすごみが有ります。アルトの声しびれますね。

この日の合唱は260人、P席を埋め尽くしました。アマがほとんどだと思いますが、そのハーモニー、音量はすごかったです。

満を持して最後にオルガンが加わり、この壮大な交響曲は終わってしまいました。

日本フィル、コバケンもすごかった。拍手鳴り止まず。
杉並区にフランチャイズを置く日フィルだけに、区民としてはよけい感動が大きかったコンサートでした。

4月3日のブログで、マーラーはインバル:都響だと書きましたが、コバケン:日フィルも良いですね。

この日はコバケンの古希の誕生日とかで、演奏会終了後、団員によるハッピーバースデイの演奏と桂冠指揮者の称号がコバケンに授与されました。

今年はマーラー生誕150年なのにショパンの影に隠れてしまっているようです。来年はマーラー没後100年なのでマーラーのコンサートをもっと期待したいです。



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