ヒキガエル [日記]
庭仕事をしていたらアジサイの根元にガマガエルを発見しました。我が家は近くの善福寺川から600メートルも<離れているのに、なぜここに住みついたのであろうか?触ると毒なので恐る恐る写真を撮りました。 ガマガエルは俗名で正式にはヒキガエルというそうです。カエルといえば「やせがえる負けるな一茶これにあり」の句が有名です。このカエルもヒキガエルだそうです。その昔、この句が詠まれたという、信州小布施の「岩松院」へ行ったことがあります。ここには北斎の大きな「八方睨み鳳凰図」が極彩色で天井に描かれており、鑑賞は寝転んでしました。色鮮やかで、ぎょろりとにらむ目が印象的でした。 小布施には晩年4年間北斎が滞在したので、北斎の肉筆画を集めた「北斎館」という美術館があります。岩松院と同様に祭屋台の天井絵や、マンガ風の単色の絵が多く展示されております。それまで「富嶽三十六景」に代表される浮世絵の北斎しか知らなかったので、ここへ来て画家北斎のイメージが変わりました。 「北斎館」の近くには桜井甘精堂が経営する「栗おこわ」の店があり、観光バスの客で溢れていました。小布施の栗羊羹、栗落雁などは大好きなのですが、かなり甘く、メタボリックな自分は残念ながら我慢でした。桜井甘精堂の他に、小布施堂という店もあり、同じような製品ラインアップです、どっちが元祖なのでしょうか?
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